ご高齢の方にこそ
アロママッサージをお受けいただきたい理由があります
触覚は加齢の影響を受けにくい
人は誰でも加齢によって五感が鈍くなってきますが、触覚は加齢の影響をあまり受けないといわれています
好きな人に触れられたり、マッサージを受けるときに感じる気持ち良さの感覚は、加齢によりむしろ敏感になると言われています
そのため高齢者にこそアロママッサージをお受けいただきたいと考えています
幸せホルモンで若返る
「幸せホルモン」とも呼ばれる「オキシトシン」は不安やストレスを緩和する作用がありますが、スキンシップによっても分泌を増やすことができます
アロマセラピストによるアロマオイルマッサージでお肌とお肌が触れ合うことであたたかさや気持ちよさを感じ、幸せホルモンの分泌にもつながるのです
心穏やかに、精神的に安定した状態で過ごすためにもオキシトシン分泌が増えていくことが大切です
また、幸せを感じることが生きがいにもつながっていきます
アロマの効果で認知症が緩和
アルツハイマー病は、嗅覚をつかさどる「嗅神経」から障害が起きるとされ、アロマテラピーは、この嗅神経に良い刺激を与えている可能性があると言われています
人の脳には中心部に記憶を司る海馬と言う部位がありますが、かつては認知症を発症すると最初にダメージを受けるのはこの海馬だと考えられていました
記憶は長期記憶と短期記憶の2通りあり、認知症で問題になるのは短期記憶です。この短期記憶に関わっているのが海馬だといわれています
そして、この研究によりこの海馬に直接関わっている嗅神経が、まず初めにダメージを受けることが分かりました
そのダメージが次第に海馬に伝わっていき、記憶の機能を壊しながらその他の部位にも広がり、悪化することにより、認知症を発症するのではないかと言われているのです
そのため、嗅覚を刺激すれば連携する他の部位も活性化するのではないかと考えられているのです
実際にアロマテラピーを導入したグループホームでご高齢者の表情が良くなったという感想もあります。
薬に頼らない認知症対策としても注目を浴びています。